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大阪ダービー第2幕、ドコモのリベンジなるか! ラグビートップチャレンジリーグ 2ndステージ 第3節  NTTドコモ 17ー6 近鉄(12月9日キンチョー長居スタジアム)

2018/12/10 カテゴリー:NTTドコモ レッドハリケーンズ 
by SUMI SUMI NAVI CLOVER STAFF 

NTTドコモ対近鉄の、大阪ダービーの第2幕はキンチョースタジアムで行われました。前回のダービーは、近鉄のお膝元、花園ラグビー場だったこともあり、完全アウエイの中で惜敗したドコモ。今回はリベンジに燃えていました。

試合開始に向けて入場する選手たちの表情にも、リベンジを誓いあう決意が感じられました。今回はキンチョースタジアムということで、前回ほどのアウエイ感はない?

前半4分、ドコモはなんと、No.8エバンス ギャレスオーウエン(8)が敵陣深く蹴り込み、ウイング=WTBの蔵田知浩を走らせるチャンスを作ります。

ギャレスオーウエンのキックを追走したWEB蔵田知浩(14)。ゴール前でキャッチしたかに見えたが、ファンブルして痛恨のノックオン!惜しくも先制トライとはならず。

ドコモは近鉄の攻勢の前に、自陣深く攻められる展開が続きます。あわやトライ!かのようなシーンが何度も訪れました。それでも全員が好タックルで、近鉄にトライを許しません。前半は近鉄ペースで攻められ続けながらも、2つのペナルティゴール(PG)の6点に抑え込みます。この粘りが後半に生きてきます。

後半開始2分、フルバック(FB)フィルヨーンのロングキックからチャンスを掴み、交代で入ったフランカー(=FL)杉下 暢(19)が左中間にトライ!ドコモは後半、幸先のいいスタートを切ります。

この日のプレースキッカーはスタンドオフ(=SO)の佐藤善仁(10)。トライ後のゴール、PG(ペナルティゴール)を成功させて10-6と逆転、前半とは打って変わって、近鉄を突き放しにかかります。

ラインアウトの空中戦は、前半こそかみ合わなかったものの、後半はきっちり修正してきた両チーム。ここから早い球出しでテンポのいい攻撃が見られるようになりました。

この試合の決め手は、何といっても粘り強いディフェンス。CTBパエア ミフィポセチもしっかりしたディフェンスを見せます。前回の対戦では、縦横無尽に走られた近鉄のセミシ マシレワ(15)の突破を許しません。

後半スクラムを修正したドコモ。前半は近鉄に押されたものの、後半は逆に押し込むシーンが見られました。特に後半35分、近鉄ゴール前のスクラムでは、ドコモの強烈な押しに、近鉄はたまらずスクラムを落とす反則(コラプシング)で、ペナルティトライ(反則がなければトライになったとレフリーが認める)。17-6とリードを広げます。

前後半とも負傷者が出て、アディッショナル(追加)タイムは異例の前半6分、後半は7分という長さでした。最後はフィルヨーンのタッチキックで、ようやくピリオド。近鉄の猛攻に苦しみながらも、数少ないチャンスで確実に得点したドコモが粘り勝ち、という試合でした。

メインスタンドの応援席に整列して、声援に応えるドコモの選手たち。見ごたえあるディフェンスで、前回ダービーのリベンジを果たしました。選手には安どの表情が見られます。

試合後にファンと交流する、ドコモの金 勇輝とハリソンブリュワー。勝利した後は、記念撮影にも自然な笑顔が。次回は入れ替え戦に勝って、トップリーグに復帰し、またこの笑顔を見せてほしいですね。

ラグビートップチャレンジリーグ 2ndステージ第3節
NTTドコモレッドハリケーンズ―近鉄ライナーズ
(キンチョースタジアム長居)

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