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リーグ1開幕、レッドハリケーンズ初戦飾れず! NTTドコモレッドハリケーンズ大阪22-43リコーブラックラムズ東京(長居ヨドコウ桜スタジアム)

2022/01/13 カテゴリー:NTTドコモ レッドハリケーンズ 
by SUMI SUMI NAVI CLOVER STAFF 

ラグビーの新しい組織である「リーグONE」の開幕戦が行われた。地域密着をスローガンにNTTドコモレッドハリケーンズ大阪(RH)がリコーブラックラムズ東京(BR)を迎えた。前半7分、RHはSOヤンチースのパスを受けたWTBスルンガ(11)が左隅に飛び込んでトライ(ディフェンスのノーバインドタックルによるペナルティトライ)

新リーグとなって、初戦を迎えるこの日を待ちわびたファンがバックスタンドにも詰めかけた。地域性を前面に打ち出した新リーグで地元ファンも増えると大いに盛り上がりそう。

ゲームキャプテンのフランコ マレー(2)を先頭に入場するレッドハリケーンズの面々。高校、大学選手権が終わりいよいよリーグワンの時が来た。どんなレベルの高い戦いを見せてくれるか楽しみ。

前半12分、BRゴールに迫り、FW、BK一体となって攻めた。最後はゴール前の混戦からNO8ナエアタ ルイ(8)が抑えて追撃のトライ。飛び上がって喜ぶのはSH浜野達也(9)

今シーズンのRHの超目玉は、SOのエルトン ヤンチース(10)。南アフリカ代表で19年のW杯でもお馴染み。前半7分には飛ばしパスでスルンガのトライを生んだ。しかし前半28分、肩を痛めて無念の退場。ゲームプランが狂ってしまった。

RHのCTBパエア ミフィポセチ(12)はパワフルな突進でチャンスメイク。この日はCTBコンビを組むリサラ シオシファ(13)、WTBのラリー スルンガ(11)の左ラインが機能し、度々チャンスを作った。

BRのSOアイザック ルーカス(10=左)。司令塔として、変幻自在のプレーを見せた。思いっきりよく右に左に蹴りこむキックによってRHは振り回された。彼がボールを持つ機会を与えすぎたことが敗因になった。

独特のヘッドキャップのFB吉澤太一(15)。鋭いラン、効果的なキックでチャンスメイクした。ディフェンスでも粘りあるプレーを見せてくれた。

NO8のナエアタ ルイ(8)。力強い突破力でたびたびゲインラインを越え、ゴールに迫った。後半17分には2本目のトライを奪った。

後半35分、敵陣22m付近ラインアウトから連続攻撃。FW・BK一体となったアタックからWTBスルンガが抜け出し中央付近にトライ。22-36と追い上げるも反撃もここまで。

ファンの声援にこたえるレッドハリケーンズ。リーグワン開幕戦は残念な結果に終わったものの、攻撃力はまずまずという収穫はあった。キーマンのSOヤンチースの負傷退場が痛かった。このあと強豪との対戦が続くので、特にディフェンスを立て直したい。

ラグビーリーグ1 第一節
NTTドコモレッドハリケーンズ大阪22-43リコーブラックラムズ東京(ヨドコウ桜スタジアム長居)

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