ラグビートップリーグ 8月18日（ヤンマースタジアム長居）
NTTドコモレッドハリケーンズvs神戸製鋼コベルコスティーラーズ
ラグビーファン待望のトップリーグが8月18日に開幕しました。ヤンマースタジアム長居では、今年トップリーグに再昇格したNTTドコモレッドハリケーンズ（以下ハリケーンズ）が開幕試合で神戸製鋼コベルコスティーラーズ（以下神鋼）と対戦しました。ハリケーンズは住之江区の南港を拠点として活動する地元のチーム、この試合は神鋼が赤いジャージ、ハリケーンズは黒いセカンドジャージを着用しています。
神鋼は毎年優勝争いしている強豪。これにどう戦うか、今年のハリケーンズを占う注目のゲームです。試合は開始早々から赤いジャージの神鋼ペースで進み、黒いジャージのハリケーンズにやや固さが見られます。開始1分、15分とトライを許してしまい劣勢に立たされます。
それでもボールを奪うと、得意の繋ぐラグビーでどんどん攻め立てます。スクラムハーフ（SH）小樋山が相手ディフェンス網を突破し、神鋼ゴール前に迫ります。そこからハリケーンズお得意の波状攻撃を仕掛け、たまらず神鋼が反則。ここでペナルティゴール（PG）を狙います。
キッカーはフルバック（FB）の才口。才口はこのゴールを慎重に決め、3点を返します。才口は前半に3本のPGを決めて9点を返し、前半は9－19で折り返します。この点差はまだまだ射程圏内。後半の巻き返しに期待がかかります。
後半の試合の入りが注目されます。相手のキックから自陣深く攻められたのですが、スタンドオフ（SO）フィヨルーンが巧みなステップとスピードで攻め上がります。そして藏田―小樋山とつないで最後は才口がゴール中央にトライ！鮮やかなつなぎにスタンドからも大きな拍手が・・・・才口のゴールも決まり16－19と3点差に迫ります。ゲームはがぜん面白くなってきました。
その後は一進一退の攻防が続き、神鋼はハリケーンズゴール前に迫ると、手堅くPGを決めて3点ずつ追加してきます。ハリケーンズも何度か神鋼ゴール前まで迫りながらも、堅い守りに押し返されます。そして終盤に2トライを奪われて突き放されてしまいました。
結果は16－39。最後に神鋼のゲーム運びの巧さに初戦勝利とはなりませんでした。しかし随所にハリケーンズらしい、繋ぐ展開が見られました。それを続けていけば次節以降に勝利を期待できる力を持っています。得点差ほどの力の差はないと感じさせる内容でした。
試合後にはサインや握手、記念撮影など選手とファンとの交流があります。選手との距離が近いのもラグビーの魅力。ぜひスタジアムへ行って、地元のレッドハリケーンズを応援しましょう。選手の逞しさを間近に感じることができますよ！
NTTドコモレッドハリケーンズ試合日程（関西地区）
9月9日（土）16:30～vs宗像サニックスブルース（西京極陸上競技場）
9月24日（日）17：00～vs近鉄ライナーズ（万博競技場）
10月22日（日）11：30～vsキヤノンイーグルス（神戸ノエビアスタジアム）
2017/09/01 カテゴリー：NTTドコモ レッドハリケーンズ
by SUMI SUMI NAVI CLOVER STAFF
